藤元健太郎のフロントライン・ドット・ジェーピー

2012年8月12日日曜日

チームの強さをあらためて教えてくれたロンドンオリンピックの日本選手達

オリンピックがもうすぐ終わる。私にとって今回のオリンピックのキーワードは間違い無く「チーム」だ。 個人で金をとっても団体の金への悔しさに溢れていた内村選手,「手ぶらで帰すわけにはいかない」という言葉に日本中が熱くこみ上げるものを感じた水泳男子メドレーリレー。残り二秒で同点に追いつき日本中の手に汗を握らせた奇跡の逆転勝利のフェンシングチーム。 そしてたくさんのなでしこ達。地味な選手も多いけど,日本のなでしこ達は努力とチームワークで史上初や何十年振りのメダルを連発した。水泳メドレーリレー,アーチェリー,バトミントン,バレーボールと大活躍。笑顔の金メダルは間違い無く卓球女子チームのあの3人の笑顔素敵だった。浜口さんは残念だったけど家族がチームだ。小原選手も妹からのバトンまさに家族チームでの金メダル。 そしてなんと言ってもサッカー女子は本当に勇気をくれた。宮間さんは派手ではないけどヤクルト宮本に通じるまさに日本型のリーダー。相手チームへの気配りやメンバーへの自信の与え方。彼女のような女性管理職が増えれば企業戦士なでしこ達も世界でもっともっと活躍するはずだ。なでしこ達の涙と笑顔はロンドンから日本に猛烈なエネルギーを注いだことだろう。宴のオリンピックは終わる。さあ次は私たち一人一人の地味だけど日々世の中を変える戦いだ。「チーム」が起こす奇跡をたくさん見てきた。我々にも起こせる小さな奇跡をはたくさんあるはずだ。さあ選手達に続こう。